情報機器

Information appliance

PCはある意味でさまざまな用途に利用できる汎用性が魅力の製品ですが、産業の現場では現場ごとに大きく要求される内容が変わってきます。
一般的な工場では、過酷な環境でも動作を続ける環境性が重視されます。
しかし、半導体工場等の環境の場合、必須ではなくなるでしょう。
信頼性のレベルもさまざまです。24時間の稼働が必要な機器などは電源の2重化などで可能な限りの業務を止めないことを優先します。しかし、駅に設置されている電子広告等はコスト優先です。そのために稼働中に不具合が発生すれば再起動するなど、割り切った使い方になります。
長期稼働についても、その要求レベルは大きく異なります。数年で買い替える通常のPCと同様の使い方であれば問題ありませんが、産業機器は10年以上使い続けることが当然の世界です。それは製品価格にも反映されます。
健全な企業運営には、現場の今、そしてこれからを考慮した配備が必要不可欠です。